2009年12月18日金曜日

落語のつどい 12月12日

12日は、三田5丁目にある明王院の本堂で開催された「落語のつどい」に参加しました。
呼んでくださったのは、長年キルトを通じてお付き合いしているIさんです。Iさんは、明王院の奥様。「当日は是非着物でね!」と言われていたので、お約束どおり着て行きました。

JR田町駅で、はやりキルト仲間のAさん、Sさんと待ち合わせをして、渋谷行きのバスに乗りました。途中右手に長蛇の列を見つけました。なんだろう?と不思議に思っていたら「ラーメン二郎 三田本店」の看板が!これが、有名な三田本店。お店の前から裏に回り、後尾の人がこちらからも見えました。なんと恐ろしや!この人気。K大の学生さんが並んでるのでしょうね


ほどなくして三田5丁目に到着。そこから徒歩で3~4分の明王院に着きました。

本堂には、高座が設けられていました。こういう落語の楽しみ方って、本来の形なのかもしれないなぁと思いました。
次期ご住職が、落語などの演芸とお寺の縁などをお話しされていましたが、興味深かったです。落語の手ぬぐいを「曼荼羅」というそうですね。



三遊亭遊雀師匠の登場です。
一部は、落語界の裏話、小噺、八つぁんが出てくる夫婦喧嘩のお噺「堪忍袋」。
可笑しくて笑いっぱなし。隣のAさんが、女学生みたいに笑うのでそれで尚更可笑しくて笑いました。

少し休憩が入り、第二部です。
今度は、人情話「井戸の茶碗」です。正直者のお話で、世知辛い今の世には、とても新鮮な内容でした。こんな人ばかりだと、世の中平和なのになぁ・・・

たまには、こうして生の落語を聴くのもいいなぁと思いました。
木戸銭として千円をお払いするだけで、落語を楽しみ、曼荼羅や天井絵などの古い文化財も拝見でき、とても心が豊かになりました。
機会があれば、また参加したいです。