2010年12月26日日曜日

「苺畑でつかまえて」後記

数年前までビートルズのコピーバンドが嫌いだった私です。


はっきり言ってご免なさい。

でも、あるときから、ビートルズ・トリビュート・バンドというのもアリだとわかりました。アリどころか、素晴らしい!

ビートルズが大好きで、ビートルズの曲を演奏して、自分たちも楽しんで、聞く人を喜ばせて、、、

こんな世界があったんだ。

それからは、バンドの人たちを応援したい気持ちになりました。

彼らは、とっても真摯でした。

バンドって、怖い人たちの集団かと勘違いしていた私はバカでした。

私が出会ったのは、紳士淑女の人ばかり。

そんな人たちが集結する苺って、楽しくないわけがないです。

ほんとうに楽しかった~!

最初の夜、11時頃ホテルで就寝しようと思ったら、どこからともなく

ノルウエーの森やアイ・アム・ザ・ウォーラスが聞こえてきます。

ギターと時々コーラスも。

ちょうどいい感じの音量で(笑)。

だから、子守唄にぴったりだと思っていたんですが、この次は何を歌うのかなぁ?なんて耳を澄ませていたら、だんだん目が冴えてきました。

右の耳からヒアーカムザサン ルルルル~♪

左の耳からグ~グ~ZZZZZ ~♪


私は今、軽井沢の万平ホテルで横になりながら

なんて贅沢な子守唄を聞いてるんだろう!

グーグーは、ちょっと邪魔だけどご愛敬ということで(笑)。

なんかひとりで幸せな気分に浸っていました。

ほんとは、音のするドアを叩いて、間近で聴きたかったけど。

ギターの音が鳴りやむまでしっかり聴いていたんですよ。

真面目に遊んでる人たちだからこんな苺ができるんですね。

ひたすらステージを照らす人、重いステージをすばやく移動させる人、

受付や販売などなど、直接ステージに上がらない人たちもみんな一生懸命で楽しんでる。

本番のステージを見られないのに、お手伝いにわざわざ東京からやってきて、11日には帰る人もいるんです。

今思い出しても、涙が出てきます。

そして、ライブが終わり、私がキルトを片付けていると、大阪からやってきたSHOWさんと東京からやってきたさがりふじさんが、キルトをたたんで車まで運ぶお手伝いを申し出てくれました。

お名前は、わからないけど、お手伝いすることないですか?と言って手伝ってくれた女性もいました。

あの時、きちんとお礼を言えなかったのが、申し訳なかったです。

ほんとうにありがとうございました。

展示したキルトたちは、ビートルズファンの人たちに見てもらい、どれだけ光栄に思ってることか!

ハッピーヴァレイのビートルズとジョンがしっかり浸み込んだキルトは、あれから生き生きしてるんじゃないかしら。

展示する場所として、日本で一番ふさわしかったかもしれないです。

展示したいと言ってくれたりっちぃさんに感謝です。そのきっかけをつくってくれたとももさん、ありがとう!

13日、前日のお弁当ガラを御代田のほっともっとに持っていきましが、車で30分以上もかかりました。

毎食、こんな距離を運転して配達してくれていたんだ、と思うと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。お弁当ガラもよく引き取ってくれたし。ホテルにゴミを残せないので、ほんとうに助かりました。

お弁当班としては、ペットボトルやいろんなゴミを片付けないといけなかったのに、キルトを片付けてる間に、それはもうきちんと分別して片付けてくれていました。それを車で自宅まで持ち帰ってくれたのです。

かんちゃん、あんちゃん、ありがとうございました。

一緒にお弁当係をしてくれた久美ちゃん、ありがとう!

とっても楽しかったね。

まだまだ御礼を言いたい人がいっぱいいます。

みなさん、ほんとうにありがとうございました。

最後に、行き帰りの運転、搬入、搬出、一緒にお弁当係をしてくれたかじぱぱにも感謝しています。