2012年10月9日火曜日

「ビートルズレコードデビュー50周年記念京都大会」10月5日

とうとうその日がやってきました。
前日の午後千葉を車で出発し、ちょっと寄り道もして、早朝無事京都に到着。
なんていいお天気!
少し早めに着いてよかったです。ノートルダム女子大学前のパーキングの一番良い位置に駐車できました。
しばらく待機をしていると、関係者の方々が続々集まって来られるようになりました。
では、我々も。



最初にお会いしたのは、ビートルズ研究会会長の小林教授です。お写真では拝見していましたが、お会いするのは初めてです。
教授御自ら、キルト搬入を手伝ってくださり、恐縮至極!
予想より気温が高かったので、始終アビーのことを心配してくださり、結局イベントの最中には、大学内に入れていただきました。
朝礼のあとは、すぐにキルト設置。手はずどおりにことが進みました。
キルト展示班長の神郡さん、ご家族とお友達には、たいそうお世話になりました。
マリア様がおわします格調高いユニソン会館ホワイエにキルトがかけられたのを観ると、なんだかいつものキルト展と違った厳かな雰囲気に、包まれたようでした。
遠めにキルトを眺めるのもいいものです。





司会進行係の土山さんと打ち合わせ。
その後は、神郡さん御家族、そのお友達と近くの公園で用意してくださったお弁当をいただきました。
会場に戻ると、ぼつぼつお客様が見え始めていました。
湯川れい子さんが到着される頃には、空気がピンと張り詰めてきました。
いよいよ会の始まりです。
ノートルダム女子大学学長の薮内先生、ビートルズ研究会会長の小林先生と御一緒にステージの袖に案内され着席しました。
気持ちが高ぶるというのか緊張するというのか、私がこんなところにいてもいいのかな?なんて内心思って落ち着かないことこの上ないです。

小林先生の開会宣言に続き薮内先生も御挨拶され、私が呼ばれました。
今回展示してくださったキルト5作品の説明をインタビュー形式で行うのです。
呼ばれてしまったらもう逃げも隠れもできないので、素直にステージに。

司会の方が質問されこちらは答えるだけだったので、随分気が楽になっていましたが、言葉が思うようにすらすら出てこず、困ったときもありました。
特に「LOVE」の説明で、ジョージの「ヒア・カムズ・ザ・サン」を度忘れしてしまい、しばし絶句・・・
こうなったら仕方ない!皆さんに聞いちゃえ!
ビートルズファンの方は、優しいですね。すぐに答えてくださって、ほっとしました(笑)。
その優しい方を「ヒア・カムズ・ザ・サンの君」と呼ばせていただきます。
それから偶然にも何度も会場でお会いしたんです。
「あの時は助かりました!」ってお礼をいい少しお話をしました。
ヒア・カムズ・ザ・サンの君は、偶然街でこのイベントのポスターを見て来られたそうです。
2日目のライブ会場で、またまた偶然お会いしたとき、「是非ビートルズ研究会に参加してくださいね」って言ったら、「はい!」と言ってくださいました。

つたない説明ではございますが、そのときの動画をご覧になりたい方は、どうぞ。
京都に半日いただけで、イントネーションがすっかり関西弁になった私です。

http://www.youtube.com/watch?v=WZ4ZGhVlOeA&list=UU7KR7fcFEYF3Ruumf8C2ALA&index=10&feature=plpp_video

ほんの10分足らずのことでしたが、私には大きな試練でした(笑)。
とりあえず、私の仕事が無事に終わりました。
次は、とっても楽しみにしていた湯川れい子さんの基調講演を舞台袖で聞かせていただきました。
ほんの少しの間、私の横にお座りになっていましたが、それだけで、大変緊張しました。
お話どころか、御挨拶もろくにできず、もっと勇気を出してエルヴィスやビートルズのことをほんの少しでもお聞きしたかったと悔やんでおります。

ビートルズが登場する前後の社会とポピュラー音楽について語っておられたところは特に、興味深かったです。エルヴィスをうまく絡ませながら黒人音楽の歴史にも言及されていました。
私がラジオを聴き始めた13歳頃には、すでにジャズ番組のディスクジョッキーをされていたという記憶がある湯川さんですから、もうオーラというか、存在感というか凄いものがありました。
楽しくてためになる講演をお聞きした後は、客席に戻り、シンポジウムを聞かせていただきました。
さすが、ビートルズ研究会ですね。私のようなミーハーなファンには、ちょっともったいないような高尚な内容でした。




シンポジウムには、ウルフルズのサンコンJr.さんも参加されていて、そのお話が楽しかった。
かいつまんでですが、初日のスケジュールは、これにて終了です。
明日の6日は、スペシャルコンサート。これがまた楽しみなんですよね。